一つの心臓をめぐって交錯する、人生ドラマ。人が死ぬ時に21gだけ軽くなる、、、そんなキャッチーなフレーズだったり、友達に勧められたりで、気になっていたので週末視聴。
3つの物語が交錯し、最後に混じりあっていくストーリーのため、時間軸がいったりきたりではじめはちょっと見づらかったりしたけれど、徐々に惹きこまれる。
昔はそうは思わなかったけれど、大人になってから、まったく縁のなかった人と人が、実は共通の友人や出来事で強くつながっていて、新たな強い関係性ができるという事象に出会うことが多くなったので、映画的ではあったけどなんだかリアルな感じがした。
人生は輝かしい、でも重く耐えがたい。それでも希望を持って生きていかなければならない、生きていこう。そんなメッセージも感じてみたりした。いい映画だけれど、今の私はもっと明るいものをみたほうがよかったかしら。
それと、ショーン・ペンがすごくかっこいい。昔は全然その魅力がわからなかったけれど、強さの中にナイーブな部分が見える。これが男の色気か。ナオミ・ワッツのことを愛しそうに悲しそうに見つめる表情はなんともいえず素敵なのだ。
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